お客様

「公共工事を受注したいけど、入札参加資格って何から始めればいいの?」

「格付けってどういう意味?自社はどのランクを目指せばいいの?」

こうした疑問をお持ちの建設業者さんは多いのではないでしょうか。

公共工事の入札に参加するためには、入札参加資格の申請が必要です。さらに、申請をするだけでなく、格付け(AランクからDランク)によって参加できる工事の規模も決まります。

愛知県あま市で建設業許可の申請サポートを行っている行政書士として、今回は「入札参加資格の仕組み」と「格付けを意識した経営戦略」についてわかりやすくご説明します。

そもそも入札参加資格とは何か?

公共工事とは、国や都道府県・市区町村などの公共機関が発注する工事のことです。道路の舗装・学校の改修・公共施設の建設など、私たちの生活に直結した工事が多くあります。

こうした工事は誰でも受注できるわけではなく、発注機関ごとに「入札参加資格」を申請し、審査を通過した業者だけが入札に参加できる仕組みになっています。

入札参加資格を取得するためには、主に以下の条件を満たす必要があります。

  • 建設業許可を取得していること
  • 経営状況分析・経営事項審査(経審)を受けていること
  • 各発注機関へ入札参加資格審査申請を行うこと

つまり、入札参加資格は「建設業許可」を取得したうえで、さらに「経審」という審査を受け、そして「各機関への申請」という3つのステップを踏んで初めて得られるものです。

格付けとは?AランクからDランクの違いをわかりやすく解説

入札参加資格を取得した業者は、発注機関によってAランクからDランクの4段階に格付けされます。この格付けは、会社の規模や実績などを数値化した「経審の点数(総合評定値:P点)」をもとに決定されます。

ランク特徴参加できる工事の規模感
Aランク点数が高い・大手・実績豊富大規模工事(数億円以上)
Bランク中堅クラスの業者中規模工事
Cランク中小規模の業者小〜中規模工事
Dランク実績が少ない・創業間もない小規模工事

格付けが高いほど大きな工事に参加できる一方、上位ランクはライバルも多く競争が激しいという面があります。自社の規模や体制に合ったランクで確実に実績を積み上げることが、長期的な成長につながります。

格付けを上げるために意識すべき「経審の点数」

格付けの基礎となるのが、経営事項審査(経審)の総合評定値(P点)です。P点は以下の要素によって構成されています。

P点を構成する主な要素:

  • X(経営規模):完成工事高や自己資本額など、会社の経営規模を示す数値
  • Y(経営状況):財務諸表をもとにした経営の健全性
  • Z(技術力):技術者の人数や保有資格の種類と数
  • W(社会性等):労災保険・健康保険への加入状況、建設業の許可年数など

これらの数値を総合して算出されるのがP点です。上位の格付けを目指すには、特に完成工事高の増加・技術者の資格取得・社会保険の適切な加入が効果的です。

格付け向上を目指す場合、「どの要素が自社の弱点か」を把握したうえで、計画的に改善していくことが重要です。

入札参加資格の申請手順と注意点

入札参加資格の申請は、発注機関ごとに行う必要があります。国土交通省・愛知県・各市区町村など、参加したい機関への申請を個別に行います。

申請の大まかな流れ:

  1. 建設業許可の取得(未取得の場合)
  2. 決算変更届・財務諸表の整備
  3. 経営状況分析の申請(登録機関へ申請)
  4. 経営事項審査(経審)の申請(許可行政庁へ申請)
  5. 各発注機関への入札参加資格申請

注意すべきポイントとして、経審は毎事業年度ごとに更新が必要です。また、入札参加資格には有効期限があり、定期的な更新申請が求められます。更新を怠ると資格が失効し、せっかく積み上げた実績が途切れてしまうこともありますので、スケジュール管理が非常に大切です。

格付けを意識した経営で公共工事を安定受注しよう

公共工事は、民間工事に比べて代金回収リスクが低く、安定した売上につながりやすいというメリットがあります。特に建設業の経営が不安定になりやすい時期にも、公共工事の受注があることで経営基盤が安定します。

格付けを意識した経営のポイントをまとめると次のとおりです。

  • 毎年の決算後、速やかに決算変更届と経審を受ける
  • 技術者の資格取得(1級施工管理技士など)を会社として後押しする
  • 社会保険への適切な加入を徹底する
  • 自社が狙う格付けのP点ラインを把握し、目標を設定する

「まだ入札参加資格を持っていない」「経審の仕組みがよくわからない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。愛知県あま市の当事務所では、建設業許可の取得から経審・入札参加資格の申請サポートまで、ワンストップで対応しています。

公共工事の安定受注に向けて、一緒に取り組んでいきましょう!

まとめ

  • 公共工事の入札には「入札参加資格」の取得が必須
  • 格付けはAランク〜Dランクの4段階で、経審のP点をもとに決まる
  • P点は完成工事高・技術者の資格・社会保険加入などで構成される
  • 格付け向上には計画的な取り組みと毎年の経審更新が重要

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。

建設業許可を検討するなら専門家への相談が確実

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すずきなおと行政書士事務所では、
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建設・住宅サポート行政書士事務所(https://kensetsu-jutaku-support.com/)
こちらもぜひ参考にしてみてください。

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プロフィール

行政書士すずきなおと事務所


建設業許可・開発許可・農地転用・相続手続きなど、
土地と建設に関わる許認可を専門とする行政書士。
造成計画の相談から図面調整、関係機関との協議まで一貫してサポートし、
「わかりやすく、正確で、早い手続き」を大切にしています。

◎所在地:愛知県(全国対応)
◎お問い合わせは 公式サイトよりお気軽にどうぞ。


公共工事の「入札参加資格」クイズ

第 1 問
読み込み中…

全問終了!お疲れ様でした

入札参加資格や経審の仕組みは複雑ですが、正しく進めることで安定した受注に繋がります。

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