お世話になります。
行政書士すずきなおと事務所 代表のすずきです!
今回は前回に続き、古物営業許可についての記事となります。
申請手続きの流れと要件について解説していきます。
弊社でも、別会社として古物営業許可を取得して自動車の中古部品を販売していこうと考えています。
では、行政書士すずきなおと事務所に依頼したと仮定して流れを説明します!
許可申請手続きの流れ
【 問合せ・面談 】
必要書類等のご案内
⇓
【 管轄警察署担当官に確認 】
地域によっては違うが概ね、生活安全課、防犯課
⇓
【 必要書類を収集する 】
⇓
【 申請書類を作成 】
⇓
【 確認・相談 】
⇓
【 許可申請 】
⇓
【 完了 】
流れとしては以上です。日にちは申請がおりるまで約40日かかりますので書類収集などを合わせますと、約2カ月といったところです。
費用等は前回の記事
『おっと!大丈夫?それって古物商許可必要じゃないの?』
を参照ください。
許可要件
では、許可要件を確認していきます。
許認可では、①人的要件 ②物的要件 ③財産的要件
(以下、ヒト、モノ、カネと記載します。)
が共通要件となります。
1.ヒト
営業所ごとに管理者が必要です。実務経験や特別な資格は必要ありませんが、欠格要件に該当していないこと、常勤してることが必要です。
また、個人事業主や一人会社の代表者も管理者となることが可能です。
2.モノ
営業所が必要となります。これはインターネット上で古物営業をするとしても、実在する営業所が必要となります。
この良し悪しの判断が個人では難しいところになります。
3.カネ
古物営業許可では、特にありません。
✅ この記事のまとめ
古物営業許可を取得するためには、
- 申請手続きの流れ
問合せ → 警察署確認 → 書類収集 → 書類作成 → 確認・相談 → 申請 → 許可
(標準で申請から許可まで約40日、書類準備を含めると全体で約2か月) - 許可要件(ヒト・モノ・カネ)
1. ヒト:営業所ごとに管理者が必要(資格不要だが欠格要件に該当しないことが条件)
2. モノ:インターネット取引であっても実在の営業所が必須
3. カネ:古物営業許可では特段の財産要件はなし
以上のような手続きと要件をクリアする必要があります。
✅ 行政書士に依頼するメリット
- 書類不備による再提出を防げる:警察署は形式に厳格なため、少しの不備でも受理されません。行政書士がチェックすれば一発で通る確率が格段に上がります。
- 地域ごとの警察署対応を把握している:管轄によって必要書類やチェックが微妙に異なるため、経験のある行政書士に任せることで安心です。
- 手間と時間を削減できる:ご自身で動く場合、役所での証明書取得や書類作成に多くの時間を取られます。行政書士が代行することで本業に専念できます。
あなたの状況に合わせた最適な申請サポートをいたします!
古物営業許可は、初めての方にとって分かりにくく、不備があるとスムーズに進まないことも多い手続きです。
「中古品販売を始めたいけど、どうすればいいの?」という方は
⇓
『行政書士すずきなおと事務所』へお気軽にご相談ください。
※登録はしておりますが、現在開業準備中です。
📝古物営業許可手続きクイズ
問題 1 / 3
問題文