「専門学校」と聞くと、美容・調理・看護などが思い浮かびますが、日本にはちょっとユニークな専門学校も存在しています。かく言う私も、ヒコ・みずのジュエリーカレッジという専門学校の卒業生です!

そこで、今回はそんな“めずらしい専門学校”を10校ピックアップしつつ、もし新しく専門学校を作るならどんな手続きが必要なのか、そして行政書士がどこで活躍できるのかを分かりやすくご紹介します。


日本のめずらしい専門学校10選

  1. 忍者専門学校
     忍術を体験的に学べる施設や講座が存在。歴史とパフォーマンスを兼ね備えた珍しい学び場です。このリンク先は20時間で終わるカリキュラムですが、伊賀の方に専門学校があるという噂が・・・
  2. すし職人専門学校
     1年足らずで握りから接客まで学び、海外で活躍する寿司職人を育てるコースも。もう握りまで10年なんて時代じゃないですね!
  3. 占い師養成学校
     西洋占星術やタロット、四柱推命などを本格的に学べる専門学校。私は占ってもらったことはありませんが、経験者の方教えてください。
  4. 鉄道専門学校
     運転士・駅員を目指す実践的な学校。鉄道模型やダイヤ作成まで幅広い分野をカバー。鉄道好きにはたまらないですね!
  5. バルーンアート専門学校
     イベント装飾やアーティスト育成を行うユニークな学校。
  6. 和菓子職人専門学校
     和菓子だけではなく様々なコースがあります。現在朝4時ですが、和菓子と入力したらお腹鳴りました!
  7. メイド・執事養成学校
     接客マナーやホスピタリティを学び、サービス業のプロを育てるユニークな学校。なんだかアニメの世界みたいですね!
  8. マンガ・コミックアート専門学校
     マンガ制作から編集・出版までトータルで学べる専門学校。マンガ好きなので生徒の作品を読んでみたいですね!
  9. ペットトリマー・ドッグトレーナー専門学校
     動物と一緒に働きたい人に人気の分野です。生き物相手のお仕事は大変なので学べるのはいいですね!
  10. ジュエリーデザイン専門学校
     私の母校です。ジュエリーデザイナーや鑑定士を目指せます。シルバーアクセサリーや革細工も学べます。ここでの経験は妻へ革財布とペアリングを贈呈することへと繋がりました!

ユニークな専門学校は、学びそのものが特別な体験。学んだことをそのまま仕事に結びつけやすいのも魅力ですね。私は仕事とすることはできなかったですが、いい経験ができました!


専門学校を新設するには?必要な申請

「自分でも新しい専門学校を作ってみたい!」という方もいるかもしれません。一体、いくらかかるんだ!?というのは別のお話で・・・

その場合、必要になるのが 都道府県知事の設置認可 です。

主な申請・準備

  • 設置認可申請(都道府県知事へ提出)
    • 学則(教育課程・修業年限・定員など)
    • 設置計画書
    • 教職員名簿
    • 校舎の図面や施設概要
    • 財務計画(収支予算、財産目録)
  • 学校法人設立の認可
    • 個人では運営できないため、原則「学校法人」を設立して認可を受ける必要があります。
  • 建築関連手続き
    • 校舎を新築・改修する場合は、建築基準法に基づく確認申請が必要です。

こうした申請には、膨大な書類と法的な要件が関わってきます。主なものなので全てではありません。


行政書士が活躍する場面

専門学校設立にあたり、行政書士はこんなところで力を発揮できます。

  • 設置認可申請の書類作成・提出代理
  • 学校法人設立に関わる定款・財産目録の作成
  • 建築や用途変更に関する許可申請サポート
  • 補助金の申請支援
  • 留学生受け入れに伴う在留資格申請
  • 開校後の変更認可申請や継続的な法務サポート

つまり行政書士は、学校設立のスタートから開校後の運営までを支える「法務・申請の伴走者」なんです。


まとめ

  • 日本には寿司や忍者、占いなど、ちょっと変わった専門学校がたくさんある。
  • 新たに専門学校を作るには、都道府県知事の認可 が必要。
  • 学校法人設立や建築確認など、法律・手続きのハードルは高い。
  • 行政書士は、認可申請・法人設立・補助金申請・留学生手続きなど幅広い場面で活躍できる。
  • もし「オリジナルの専門学校を立ち上げたい!」という夢をお持ちの方は、ぜひ行政書士に相談してみてください。きっと心強いパートナーになってくれるはずです。あなたならどんな専門学校を作りたいですか?

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