皆さんは「ギブ・キッズ・ザ・ワールド(Give Kids The World)」という団体をご存じでしょうか。
これはアメリカ・フロリダ州オーランド近郊にある非営利団体で、重い病気と闘う子どもたちとその家族を1週間、夢のようなリゾート施設に無償で招待する活動を行っています。ディズニーワールドやユニバーサル・スタジオといったテーマパークと連携し、治療や入院生活で制限されてきた子どもたちに「思い切り遊び、笑える時間」を提供しているのです。
詳しく知りたい方はGoogle等で検索してください。
私は唖然として、涙が出ました。
ギブ・キッズ・ザ・ワールドの成り立ち
この活動の始まりは1986年。ある少女が「ディズニーワールドに行きたい」と願っていましたが、残念ながら願いが叶う前に旅立ってしまいました。その出来事をきっかけに「病気の子どもたちの夢をすぐに実現できる仕組みをつくろう」と立ち上げられたのが、この団体です。
現在では、世界中から子どもとその家族が招かれ、これまでに17万組以上の家族が特別な時間を過ごしてきました。施設内はカラフルなヴィラやメリーゴーラウンド、プール、アイスクリームショップなどが揃い、どんな体調の子でも安心して楽しめるよう工夫されています。
子供だけではなく、家族に対してのおもてなしにも驚愕しました。
また、多くの寄付で成り立ってることから、思いやりを感じます。
人助けの形は違っても、根底にある思いは同じ
私は行政書士(開業準備中)としてこの活動を知り、深く共感しました。なぜなら「人を助ける」という点で、私たちの仕事も同じ理念に支えられているからです。
行政書士の業務は一見すると「書類作成」や「役所への申請手続き代行」といった事務作業に見えるかもしれません。しかし、その背景には必ず「困っている人」がいます。
たとえば、
- 相続や離婚に直面して複雑な書類を前に立ち止まっている方
- 外国人として日本で働きたいけれど在留資格申請に不安を抱える方
- 新しく事業を始めたいけれど許認可や補助金の制度が分からず悩んでいる方
こうした方々に寄り添い、手続きを整えることで「安心して前に進める時間」を届けるのが行政書士の役割です。実際、私も母が亡くなったときに行政書士に助けられたので、行政書士は人助けの仕事だと深く思っております。
子どもたちの夢と依頼者の安心
『ギブ・キッズ・ザ・ワールド』は病気と闘う子どもたちに「夢を叶える時間」を与えます。
行政書士の仕事は依頼者に「安心して未来を描ける時間」を与える。
両者の活動は分野こそ違えど、「人の人生を支える」という一点で強くつながっています。
病気で夢を諦めかけていた子どもが笑顔を取り戻すように、書類や制度の壁に立ち止まっていた方が安心して新しい一歩を踏み出せる姿を見ると、私たち行政書士もまた小さな“希望の支え”になれているのだと感じます。
比べる規模が違いすぎと、ツッこまれそうではありますが、批判を恐れずに言うと優しさや思いやり、人助けに大小はないと思います。まずは目の前にいる困ってる人を助け合える、そんな世界だと素敵ですね!
行政書士として大切にしたいこと
「ギブ・キッズ・ザ・ワールド」が提供するのは単なる娯楽ではなく、「家族が心から笑い合える時間」です。
私たち行政書士が提供するのも単なる書類作成ではなく、「安心できる暮らしの土台」です。
- 不安な書類作成を任せられる安心
- 複雑な制度を正しく進められる安心
- トラブルを未然に防げる安心
そうした積み重ねが、依頼者にとっての“心の余裕”につながります。
行政書士にできる具体的なサポート例
行政書士が実際にお手伝いできることを、少しご紹介します。
- 相続や遺言のサポート
家族の将来を守るために遺言書の作成を支援したり、相続関係説明図を整えて円滑に手続きを進めたりします。 - 外国人支援
就労ビザや在留資格の更新申請を代行し、外国人の方が安心して日本で生活できるよう環境を整えます。 - 離婚や養育費に関する書類作成
養育費や親権に関する合意書を作成し、子どもの生活が安定するようサポートします。 - 事業者への補助金・許認可サポート
中小企業や個人事業主のために補助金申請や営業許可取得を支援し、事業の継続や発展を後押しします。
これらはいずれも「依頼者の人生を支える」ためのサポートです。派手さはなくても、日々の安心や笑顔につながる大切な役割だと思っています。
まとめ
『ギブ・キッズ・ザ・ワールド』の活動は、私たちに「人のために何ができるか」を考えさせてくれる素晴らしい取り組みです。行政書士の業務もまた、困難を抱える方々に寄り添い、安心と希望を届けるためのものです。
人助けに大小はありません。子どもたちに夢を贈る活動も、依頼者に安心を届ける行政手続きも、どちらも「誰かの人生を支える」大切な営みです。
行政書士として、これからもその思いを胸に、一つひとつのご依頼に誠実に向き合い、依頼者の未来に寄り添っていきたいと感じています。
ご相談はお気軽にどうぞ
相続や遺言、離婚、ビザ申請、補助金など…日常の中で「どうしたらいいんだろう?」と立ち止まってしまうことは誰にでもあります。
そんな時こそ、行政書士に気軽に頼ってみてください。
「こんなこと聞いてもいいのかな?」という小さな疑問からでも大丈夫です。
ちょっとしたサポートが、安心や次の一歩につながるはずです。
あなたのお悩みに寄り添いながら、一緒に解決の道を探していきますので、どうぞ安心してご相談くださいね。
⇓
『行政書士すずきなおと事務所』開業準備中です。
行政書士のお仕事、知っていますか?
この記事を読んで、行政書士の「人助け」という仕事についてどれくらい理解できたか、クイズで確認してみましょう!