「遺言書」って聞くと、ちょっと堅苦しくて、自分にはまだ早いかな…と思う方も多いかもしれません。

でも最近は、家族のために「気持ちをちゃんと残しておこう」と考える方が増えています。

私の経験上、母を早くに亡くしているので「母の気持ち」を知りたかったものです。

そこで役立つのが、2020年に始まった 遺言書保管法
これによって、自筆の遺言書を 法務局(国の機関)に安全に預けられる ようになったんです。

遺言書保管法

どんなメリットがあるの?

✨ なくならない!壊されない!
自宅の引き出しに入れておくと、うっかり処分されたり、見つけてもらえなかったりしますよね。法務局に預ければそんな心配なし!
トラブル防止になりますね!

✨ 家庭裁判所の検認がいらない
これまでは、自筆の遺言は亡くなった後に裁判所のお手続き(検認)が必要でした。でも法務局に預けておけば、その手続きは不要。残された家族の負担がグッと減ります。
これは大事なポイントですよね!

✨ 家族が探しやすい
「そもそも遺言があるのか分からない…」というのは意外と多い問題。法務局に預けておけば、全国どこからでも検索できるので安心です。
結局はエンディングノートで預けてある旨は記してある方がありがたいですね!

ちょっと気をつけたい点(デメリット)

⚠️ 内容はチェックしてくれない
法務局は「紙のサイズや押印」など形式だけ見ます。内容が法律的に正しいかどうかは確認してくれません。そんな時に行政書士の名前が出てくれたら嬉しい限りです。

⚠️ 費用がかかる
1通につき3900円。自宅に置くのは無料なので、少しの出費は必要です。
この値段をどう思いますか?
私は安っ!!と思いました。

⚠️ 変更は再手続き
遺言の内容を変えたいときは、新しく書き直して、もう一度法務局で手続きが必要です。

保管の流れ(かんたん3ステップ)

  1. まずは書く!
    遺言は全文を自筆で。日付・氏名を書いてハンコを押すのを忘れずに。PCではダメですよ!
  2. 法務局に予約!
    保管したい法務局に電話やネットで予約します。どこの法務局でもOKです。
  3. 必要なものを持って申請!
  • 遺言書
  • 本人確認書類(運転免許証など)
  • 保管申請書
  • 手数料3900円

窓口に本人が直接行って手続きします。終わったら「保管証」がもらえるので、大事に保管してくださいね。
かくいう私も経験していないので近いうちにトライしてみたいです!

まとめ

「遺言」と聞くと大げさに感じますが、実は “家族へのラブレター” のようなもの。
「ありがとう」や「これからも仲良くしてね」という想いを、法律の形にして残すだけなんです。

遺言書保管法を使えば、
✅ 安心して預けられる
✅ 家族の負担も減る
✅ 想いをしっかり届けられる
そんな仕組みになっています。

行政書士としてお手伝いできること

「書きたいけど、正しく書けているか不安…」
「うちの場合はどんな内容にすればいいの?」

そんな時こそ行政書士の出番です。
私は、遺言の書き方から、法務局での保管サポートまで一緒にお手伝いしていきたいと思っています。

あなたの気持ちが、大切な人にきちんと届くように。
どうぞお気軽にご相談ください。

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行政書士すずきなおと事務所

クイズ

遺言書保管法クイズ

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遺言書は「家族へのラブレター」のようなもの。あなたの想いを大切な人に確実に届けるために、専門家としてお手伝いいたします。

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