今日は「エンディングノート」について、お話しします。エンディングノートは、自分の思いを未来の家族へ伝えるための大切なノートです。法律的な効力はありませんが、「最後のラブレター」ともいえるもの。書いておけば、大切な人たちが困らずにすみます。

私はラブレターなるものを書いたことがありません。むしろ多くの方がそうではないでしょうか?最後のと言わず、常日頃から感謝を伝えるべき人にはラブレターを出した方がいいですね!

ちょっと便箋買ってきます!


エンディングノートには何を書くの?

エンディングノートには、こんなことを書いておくと安心です。

  • 自分の基本情報(名前・生年月日・住所など)
  • 家族や友人の連絡先
  • 医療や介護についての希望(延命治療を望むかどうか など)←結構重要です!
  • お葬式やお墓についての希望←めっちゃ重要です!
  • 銀行口座や保険の情報
  • 大切にしている物やペットのこと
  • 家族や友人へのメッセージ

こうして整理しておけば、家族が迷うことなく動けます。年に一度、家族全員で話す習慣ができると尚いいですね!


自分で書くときの注意点

エンディングノートは、自分らしく自由に書けるのが魅力です。ただし、いくつか気をつけたい点があります。

✅ チェックリスト

  • □ 読みやすい言葉で書けていますか?誰が見てもわかるように。
  • □ 情報は最新ですか?(口座や保険は1年ごとに見直しましょう)
  • □ ノートの保管場所を家族に伝えていますか?見つからないと意味ないですよ!
  • □ 遺言書と混同していませんか?(エンディングノートに法的効力はありません)

こうしたことを意識しておくだけで、ぐんと安心感が高まります。


行政書士にお願いした方がいいこと

「ノートを書いてみたけど、これで本当に大丈夫かな?」そんな不安を感じたら、行政書士に相談してください。エンディングノートに法的効果はないので専門家は必要ないと思うかもしれませんが、エンディングノートを作成してると法的効果をもたらしたいと思う場面が多々あります。

行政書士がお手伝いできるのは、たとえばこんなことです。

  • ノートの書き方や内容を一緒にチェック
  • 財産の整理や一覧表作成のお手伝い
  • 相続の基本ルールをやさしく説明
  • 法的効力を持たせたい部分を「遺言書」にまとめるサポート

エンディングノートは気持ちを伝えるもの。遺言書は法律で守られるもの。二つを上手に使い分けると、家族の安心がさらに広がります。


まとめ

エンディングノートは「未来の家族へのプレゼント」です。自分で作れる気軽さがありながら、専門家の力を借りることでより安心して残すことができます。ラブレター作成のお手伝い致します。


   まずはノートを一枚ひらいて「ありがとう」と書いてみましょう。

簡単ですよね?こっ恥ずかしいなぁ、分かります。

大切な人へ大事な言葉を届けるお手伝い致します。

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